民主党の自爆マニフェスト: 子供手当て

読売新聞より。
 野田佳彦財務副大臣は30日、愛知県豊田市で開かれた民主党支部の会合で、2011年度からの子ども手当の満額支給について「月額2万6000円では総額5兆円を超す。防衛費より高くなり現実的に厳しい。(10年度の)1万3000円で効果を見ながら額を考えるべきだ」と述べた。

 民主党が衆院選政権公約(マニフェスト)で掲げた2万6000円の支給は、厳しい財政事情を踏まえ難しいとの見方を示したものだ。

 また、永住外国人に地方選挙権を付与する法案には「明確に反対。外国人が帰化の手続きを簡略にできるようにすればいい」と述べた。

 沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題には「首相は5月末までにと言っており、これができないと参院選に勝てない」と強調。「(県外移設は)実質的にはないと思う。きちんと説明し、落とすところに落とさないといけない」と語った。

僕の記憶違いでなければ、確か、「財源はある。埋蔵金はジャブジャブある。」と語っていたのは、他ならぬ民主党ではなかったか?
しかも、防衛費より高いということを、今の時点で気付くのはおかしくないか?
民主党議員は、ほとんどが最高学府を出た方だと思うが、ちゃんと算数できるのか?

マニフェストに記載されていたガソリンの暫定税率は、独裁者の一言で反故になる。
看板政策だった子供手当てもが反故になれば、民主党のマニフェストは、最早絵に描いた餅だ。
マニフェストを信じて、民主党に一票を投じた国民への裏切り。
一般社会では、これを詐欺言う。

本来であれば、子供手当ては、民主党が是が非でも実現したい政策だろう。
参議院選前に満額支給を国民にコミットし、世論の支持を取り付け、参議院での過半数を獲得する。それが民主党の意図だ。
過半数確保のために連立を構成している国民新党と社民党は、本音でいえば邪魔な存在だ。
参院で過半数を取り、連立の枠組みなしでも政策の議会通過を可能とするために、民主党は選挙対策として、このニンジンを有効的に使おうとするだろう。
選挙前に、「厳しい財政事情だが、国民のためになんとしても実現します!」と言ったら、さぞ響きはいいだろう。
猿芝居の可能性もあり、注意が必要だ。

とはいえ、これが本音であって、永住外国人参政権付与にも反対なら、野田氏も民主党のなかでは正直な方かもしれない。
野田氏を含め、前原氏、枝野氏などの反小沢勢力の動きも出てきつつある。
もともと、民主党というのは寄せ集めの党だから、一枚岩になるのが困難な体質を持ち合わせている筈。
今後も注視が必要だ。
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by yu_koku | 2010-01-31 20:42 | 政治